複数のフォルダを各々の ZIP ファイルにするのに単ZIP はとても便利です。
単ZIP - k本的に無料ソフト・フリーソフト
しかし優先度が高く設定されているのか、使用中はパソコンの動作がとても遅くなります。
実行中にバックグラウンドで動作させられるらしいボタンが表示されるのですが、
それを押しても何も変わりません。
何とか実行中も他の作業が行えるようにできないかと調べた結果、
start コマンドで優先度を指定して起動するショートカットを使うという方法に辿り着きました。
@IT:Windows TIPS -- TIPS:起動するプログラムの優先度を変更する方法(2)
古い記事ですが、Windows 8.1 でも同様の事ができる事を確認しました。
上記を参考にして まずデスクトップなど何も無いところで右クリック→新規作成→ショートカットを選択。
そして「cmd.exe /c start /low 実行ファイルのパス」と入力して次へ
後は適当な名前を入れて完了を押せば終了です。
ここで一つ注意、実行ファイルのパスはダブルコーテーション(「"」)で囲んではいけません。
仕様のせいでダブルコーテーションを使ってしまうと優先度が変更されなくなってしまいます。
よって、実行したいファイルは Program Files のようなスペースが含まれるフォルダに入れないか
MS-DOS 短縮形式で記述してください。
環境変数に実行ファイルの存在するディレクトリを登録してファイル名だけ記述するのも有りと言えば有りです。
実際に起動してみると、一瞬コマンドプロンプトが表示されてすぐに消えてアプリが起動します。
これは cmd.exe のオプションに「/c」を指定したからなので正常な動作です。
タスクバーで右クリックしてタスクマネージャーを起動し、アプリケーションの優先度を見てみましょう。
低になっていれば成功です。
これで動画視聴中などに圧縮を行ってもストレス無く行えるようになりました。